スピロ[4.5]デカン 化学特性,用途語,生産方法
解説
スピラン,2個の環を有する有機化合物で,1個の原子のみが2個の環に共有されている構造をもつものの総称。スピロ化合物spiro‐compoundともいう。名はラテン語のspira(らせん)に由来する。共有されている原子(スピロ原子という)は,炭素原子である場合が最も普通である。炭素原子の4個の結合の方向は正四面体型であるので,スピランの二つの環は互いに直交した空間配置を占める。二つの環が同一平面上にないため,適当な位置に置換基を有する場合には分子不斉が生じ,互いに空間的に重ね合わすことのできない1対の対掌体が存在し,これらは光学活性体に分割できる。
スピロ[4.5]デカン 上流と下流の製品情報
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