ネムノキ樹皮エキス 化学特性,用途語,生産方法
成分
ネムノキ樹皮エキスは天然成分であることから、気候・気象条件、地理的位置などの環境要因や生育条件によって成分組成に差異が生じると推測されますが、その成分組成は主に、
| 分類 | 成分名 |
| テルペノイド | トリテルペンサポニン | 詳細不明 |
| ポリフェノール | タンニン | 詳細不明 |
定義
本品は、ネムノキAlbizia julibrissinの樹皮のエキスである。
分布
ネムノキ(眠之木)は、日本各地、中国、東南アジアなどに広く分布し、その樹皮が中国では「合歓皮」とよばれ、古くから不安感やうつ状態、不眠、腫れ物、打撲傷などに用いられてきた歴史があり、日本の民間療法においても腫れ物、打撲傷、関節痛などに煎液で洗ったり、浴湯料として使用されてきた歴史があります。
化粧品の成分用途
皮膚コンディショニング剤、香料
化粧品応用
チロシナーゼ活性阻害による美白作用; 紅斑抑制による抗炎症作用; 主にこれらの目的で、スキンケア製品、アイ系スキンケア製品、メイクアップ製品、マスク製品、洗顔料、シャンプー製品、コンディショナー製品、トリートメント製品、アウトバストリートメント製品、ボディケア製品、入浴剤など様々な製品に使用されています。
安全性評価
ネムノキ樹皮エキスの現時点での安全性は、:
10年以上の使用実績 皮膚刺激性:ほとんどなし(データなし) 眼刺激性:詳細不明 皮膚感作性(アレルギー性):ほとんどなし(データなし) このような結果となっており、化粧品配合量および通常使用下において、一般に安全性に問題のない成分であると考えられます。
参考文献
- 有限会社久光工房(-)「ネムノキ樹皮エキス」Cosmetic-Info.jp, 2025年7月18日アクセス.
- ⌃Y. He, et al(2020)「The ethnopharmacology, phytochemistry, pharmacology and toxicology of genus Albizia: A review」Journal of Ethnopharmacology(257),112677. DOI:10.1016/j.jep.2020.112677.
- A. Ghavidel, et al(2021)「Comparison of chemical compositions in wood and bark of Persian silk tree (Albizia julibrissin Durazz.)」Wood Material Science & Engineering(17)(6),759-770. DOI:10.1080/17480272.2021.1953141.
- ⌃田村 博明, 他編(2016)「美白剤」パーソナルケアハンドブックⅠ,534-550.
- ⌃株式会社コーセー(1992)「美白剤」特開平04-342519.
- 東洋紡株式会社(2021)「ネムノキ抽出物含有組成物」再表2021-005941.
ネムノキ樹皮エキス 上流と下流の製品情報
原材料
準備製品