安全データシート

2,4,6‐トリニトロアニソール

改訂日:2024-01-29版番号:1

1. 化学品及び会社情報

製品識別子

  • 製品名: 2,4,6‐トリニトロアニソール
  • CB番号: CB8852249
  • CAS: 606-35-9
  • 同義語: 2,4,6‐トリニトロアニソール

物質または混合物の関連する特定された用途、および推奨されない用途

  • 関連する特定用途: 産業用火薬類の製造
  • 推奨されない用途: なし

会社ID

  • 会社名:Chemicalbook
  • 住所:北京市海淀区上地十街匯煌国際1号棟
  • 電話:010-86108875

2. 危険有害性の要約

GHS分類

分類実施日
H21.3.27、政府向けGHS分類ガイダンス(H20.9.5版)を使用
物理化学的危険性
金属腐食性物質   分類できない
有機過酸化物   分類対象外
酸化性固体   分類できない
酸化性液体   分類対象外
水反応可燃性化学品   分類対象外
自己発熱性化学品   分類できない
自然発火性固体   分類できない
自然発火性液体   分類対象外
自己反応性化学品   分類対象外
可燃性固体   分類できない
引火性液体   分類対象外
高圧ガス   分類対象外
支燃性・酸化性ガス類   分類対象外
可燃性・引火性エアゾール   分類対象外
可燃性・引火性ガス   分類対象外
火薬類   等級1.1
健康に対する有害性
吸引性呼吸器有害性   分類できない
特定標的臓器・全身毒性(反復ばく露)   分類できない
特定標的臓器・全身毒性(単回ばく露)   分類できない
生殖毒性   分類できない
発がん性   分類できない
生殖細胞変異原性   分類できない
皮膚感作性   分類できない
呼吸器感作性   分類できない
眼に対する重篤な損傷・眼刺激性   分類できない
皮膚腐食性・刺激性   分類できない
急性毒性(吸入:ミスト)   分類対象外
急性毒性(吸入:粉じん)   分類できない
急性毒性(吸入:蒸気)   分類できない
急性毒性(吸入:ガス)   分類対象外
急性毒性(経皮)   分類できない
急性毒性(経口)   分類できない
環境に対する有害性
水生環境慢性有害性   分類対象外
水生環境急性有害性   分類対象外
ラベル要素
絵表示又はシンボル
GHS01GHS07GHS09
注意喚起語
危険
危険有害性情報
爆発物:大量爆発危険性
注意書き
内容物、容器を都道府県知事の許可を受けた専門の廃棄物処理業者に業務委託すること。
【廃棄】
国又は都道府県の規則に従って保管すること。
【保管】
火災の場合に爆発する危険性あり。
炎が火薬類に届いたら消火活動をしないこと。
火災の場合には区域より退避させること。
【応急措置】
適切な保護面を着用すること。
指定する適当な物質で湿らせておくこと。
容器および受器を接地すること。
粉砕、衝撃、摩擦のような乱暴な取扱いをしないこと。
熱、火花、裸火のような着火源から遠ざけること。-禁煙。
【安全対策】

3. 組成及び成分情報

  • 化学名又は一般名: 2,4,6‐トリニトロアニソール
  • 別名: 2‐メトキシ‐1,3,5‐トリニトロベンゼン (2-Methoxy-1,3,5-trinitrobenzene)、ピクリン酸メチル、(Methyl picrate)
  • 分子式 (分子量): C7H5N3O7(243.131)
  • CAS番号: 606-35-9
  • 官報公示整理番号(化審法・安衛法): 化審法-   安衛法-
  • 分類に寄与する不純物及び安定化添加物: データなし
  • 濃度又は濃度範囲: 100%

4. 応急措置

吸入した場合

気分が悪い時は、医師の診断、手当てを受けること。

皮膚に付着した場合

皮膚刺激が生じた場合、医師の診断、手当てを受けること。
水と石鹸で洗うこと。

目に入った場合

眼の刺激が持続する場合は、医師の診断、手当てを受けること。
水で数分間注意深く洗うこと。

飲み込んだ場合

気分が悪い時は、医師の診断、手当てを受けること。
口をすすぐこと。

予想される急性症状及び遅発性症状

データなし

最も重要な兆候及び症状

データなし

応急措置をする者の保護

データなし

医師に対する特別注意事項

データなし

5. 火災時の措置

消火剤

炎が火薬類に届いたら消火活動をしないこと。

特有の危険有害性

熱、衝撃、摩擦、又は静電気により爆発するおそれがある。

特有の消火方法

炎が火薬類に届いたら消火しないこと。
区域より退避させること。

消火を行う者の保護

炎が火薬類に届いたら退避すること。

6. 漏出時の措置

人体に対する注意事項、保護具および緊急措置

一般の人を現場が見えなくなる地点まで移動させ、窓から離れさせる。
区域より退避させること。
直ちに、全ての方向に適切な距離を漏洩区域として隔離する。
安全であれば、全ての着火源を取り除く。

環境に対する注意事項

環境中に放出してはならない。

回収・中和

漏洩物の除去や廃棄処理は専門家の指示による。

封じ込め及び浄化方法・機材

漏洩物の除去や廃棄処理は専門家の指示による。

二次災害の防止策

一般の人を現場が見えなくなる地点まで移動させ、窓から離れさせる。
すべての発火源を速やかに取除く(近傍での喫煙、火花や火炎の禁止)。

7. 取扱い及び保管上の注意

取扱い

技術的対策
『8.ばく露防止及び保護措置』に記載の設備対策を行い、保護具を着用する。
局所排気・全体換気
『8.ばく露防止及び保護措置』に記載の局所排気、全体換気を行う。
安全取扱い注意事項
取扱い後はよく手を洗うこと。
周辺での高温物、スパーク、火気の使用を禁止する。
粉砕、衝撃、摩擦のような乱暴な取扱いをしないこと。
接触回避
データなし

保管

技術的対策
火薬類取締法の規制に従う。
混触危険物質
データなし
保管条件
火薬類取締法の規制に従う。
容器包装材料
データなし

8. ばく露防止及び保護措置

管理濃度

未設定

許容濃度 (ばく露限界値、生物学的ばく露指標)

日本産衛学会(2007年版)
未設定
ACGIH(2007年版)
未設定

設備対策

火薬類取締法の規制に従う。

保護具

呼吸器の保護具
適切な呼吸器保護具を着用すること。
手の保護具
適切な保護手袋を着用すること。
眼の保護具
適切な眼の保護具を着用すること。
皮膚及び身体の保護具
適切な保護衣を着用すること。

衛生対策

取扱い後はよく手を洗うこと。

9. 物理的及び化学的性質

物理的状態

形状
固体(結晶)
データなし
臭い
データなし
pH
データなし

融点・凝固点

69℃:Chapman Ver. 16:1 (2008)

沸点、初留点及び沸騰範囲

データなし

引火点

データなし

自然発火温度

データなし

燃焼性(固体、ガス)

データなし

爆発範囲

データなし

蒸気圧

2.7E-006mmHg(25℃,推定値) [換算値 0.00035991Pa(25℃,推定値)]:SRC (access on Dec. 2008)

蒸気密度

データなし

蒸発速度(酢酸ブチル=1)

データなし

比重(密度)

1.4947 (80℃):HODOC (3rd, 1997)
1.408 g/cm3 (20℃):GESTIS (access on Dec. 2008)

溶解度

エタノール、クロロホルム、ベンゼンによく溶ける。ジエチルエーテルに溶ける。:Lide (88th, 2008)
水溶解度 200 mg/L (15℃,実験値):SRC (access on Dec. 2008)

オクタノール・水分配係数

logPow=1.53 (推定値):SRC (access on Dec. 2008)

分解温度

データなし

粘度

データなし

粉じん爆発下限濃度

データなし

最小発火エネルギー

データなし

体積抵抗率(導電率)

データなし

その他

換算係数(25℃):1ppm=9.94mg/m3、1mg/m3=0.101ppm

10. 安定性及び反応性

安定性

法規制に従った保管及び取扱においては安定と考えられる

危険有害反応可能性

データなし

避けるべき条件

データなし

混触危険物質

データなし

危険有害な分解生成物

データなし

11. 有害性情報

急性毒性

経口
データ不足により分類できない。
経皮
データなし
吸入
吸入(粉じん):   データなし
吸入(蒸気):   データなし
吸入(ガス):   GHSの定義における固体である。

皮膚腐食性・刺激性

データなし

眼に対する重篤な損傷・刺激性

データなし

呼吸器感作性又は皮膚感作性

データなし

生殖細胞変異原性

データなし

発がん性

データなし

生殖毒性

データなし

12. 環境影響情報

水生環境急性有害性

データなし

水生環境慢性有害性

データなし

13. 廃棄上の注意

残余廃棄物

廃棄においては、関連法規並びに地方自治体の基準に従うこと。
廃棄の前に、可能な限り無害化、安定化及び中和等の処理を行って危険有害性のレベルを低い状態にする。

汚染容器及び包装

空容器を廃棄する場合は、内容物を完全に除去すること。
容器は清浄にしてリサイクルするか、関連法規並びに地方自治体の基準に従って適切な処分を行う。

14. 輸送上の注意

国際規制

海上規制情報
IMOの規制に従う。
航空規制情報
輸送禁止
UN No.
213
Proper Shipping Name.
Trinitroanisole
Class
1.1

国内規制

陸上規制情報
該当しない
海上規制情報
船舶安全法の規制に従う。
航空規制情報
輸送禁止

特別安全対策

移送時にイエローカードの保持が必要。
食品や飼料と一緒に輸送してはならない。
輸送に際しては、直射日光を避け、容器の破損、腐食、漏れのないように積み込み、荷崩れの防止を確実に行う。
重量物を上積みしない。

緊急時応急措置指針番号

112

15. 適用法令

船舶安全法

火薬類

航空法

火薬類

港則法

火薬類

16. その他の情報

略語と頭字語

ADR: 道路による危険物の国際輸送に関する欧州協定
CAS: ケミカルアブストラクトサービス
EC50: 有効濃度 50%
IATA:国際航空運送協会
IMDG: 国際海上危険物
LC50: 致死濃度 50%
LD50: 致死量 50%
RID: 鉄道による危険物の国際運送に関する規則
STEL: 短期暴露限度
TWA: 時間加重平均

参考文献

【1】労働安全衛生法 ウェブサイト https://www.mhlw.go.jp
【2】化学物質審査規制法(化審法)https://www.env.go.jp
【3】化学物質排出把握管理促進法(PRTR法) https://www.chemicoco.env.go.jp
【4】NITE化学物質総合情報提供システム (NITE-CHRIP)https://www.nite.go.jp/
【5】カメオケミカルズ公式サイト http://cameochemicals.noaa.gov/search/simple
【6】ChemIDplus、ウェブサイト http://chem.sis.nlm.nih.gov/chemidplus/chemidlite.jsp
【7】ECHA - 欧州化学物質庁、ウェブサイト https://echa.europa.eu/
【8】eChemPortal - OECD 化学物質情報グローバルポータル、ウェブサイトhttp://www.echemportal.org/echemportal/index?pageID=0&request_locale=en
【9】ERG - 米国運輸省による緊急対応ガイドブック、ウェブサイトhttp://www.phmsa.dot.gov/hazmat/library/erg
【10】有害物質に関するドイツ GESTIS データベース、ウェブサイトhttp://www.dguv.de/ifa/gestis/gestis-stoffdatenbank/index-2.jsp
【11】HSDB - 有害物質データバンク、ウェブサイト https://toxnet.nlm.nih.gov/newtoxnet/hsdb.htm
【12】IARC - 国際がん研究機関、ウェブサイト http://www.iarc.fr/
【13】IPCS - The International Chemical Safety Cards (ICSC)、ウェブサイトhttp://www.ilo.org/dyn/icsc/showcard.home
【14】Sigma-Aldrich、ウェブサイト https://www.sigmaaldrich.com/
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