急性毒性
経口
ラットのLD50値は250 mg/kg bw(HSDB (2003))である。GHS分類:区分3 ラットのLD50値は250 mg/kg bw(HSDB (2003))に基づき、区分3とした。
経皮
データなし。GHS分類:分類できない データなし。
吸入:ガス
GHSの定義における固体である。GHS分類:分類対象外 GHSの定義における固体である。
吸入:蒸気
データなし。GHS分類:分類できない データなし。
吸入:粉じん及びミスト
データなし。GHS分類:分類できない データなし。
皮膚腐食性及び刺激性
データなし。GHS分類:分類できない データなし。
眼に対する重篤な損傷性又は眼刺激性
データなし。GHS分類:分類できない データなし。
呼吸器感作性
データなし。GHS分類:分類できない データなし。
皮膚感作性
データなし。GHS分類:分類できない データなし。
生殖細胞変異原性
データなし。GHS分類:分類できない データなし。
発がん性
データなし。GHS分類:分類できない データなし。
生殖毒性
データ不足。なお、妊娠中に本物質(抗凝血薬として使用されていた)を投与された妊婦が口蓋裂の児を出産した事例が1件(Teratogenic (12th, 2007))あり、また、本物質はCalifornia Proposition 65では発生毒性物質として記載されている(Birth Defects (3rd, 2000))が、いずれも詳細が不明である。GHS分類:分類できない データ不足。なお、妊娠中に本物質(抗凝血薬として使用されていた)を投与された妊婦が口蓋裂の児を出産した事例が1件(Teratogenic (12th, 2007)、List2相当)あり、また、本物質はCalifornia Proposition 65では発生毒性物質として記載されている(Birth Defects (3rd, 2000)、List2相当)が、いずれも詳細が不明なため「分類できない」とした。
特定標的臓器毒性(単回ばく露)
抗凝血薬として使用されていた本物質の主な毒性は出血であり、特に、頭蓋内、心臓周囲、神経鞘などの圧搾、または内臓の大量出血により、重篤な事象として不可逆的障害を引き起こす(HSDB (2003))。急性影響は出血部位に依存し、喀血、血尿、消化管出血、腹部・背部痛(後腹膜出血)、関節血症、脳血管障害などがある(HSDB (2003))。GHS分類:区分2(血液) 抗凝血薬として使用されていた本物質の主な毒性は出血であり、特に、頭蓋内、心臓周囲、神経鞘などの圧搾、または内臓の大量出血により、重篤な事象として不可逆的障害を引き起こす(HSDB (2003))。急性影響は出血部位に依存し、喀血、血尿、消化管出血、腹部・背部痛(後腹膜出血)、関節血症、脳血管障害などがある(HSDB (2003))との記述に基づき、List 2情報であることから区分2(血液)とした。
特定標的臓器毒性(反復ばく露)
抗凝血薬として使用されていた本物質の主な毒性は出血であり、特に、頭蓋内、心臓周囲、神経鞘などの圧搾、または内臓の大量出血により、重篤な事象として不可逆的障害を引き起こす(HSDB (2003))。本物質を含む干し草で飼育された子牛に出血素質が現れ、プロトロンビン時間および活性化部分トロンボプラスチン時間の延長が見られ、脱力、硬直歩行、頻脈、頻呼吸、血腫を示し、突然死亡した。剖検で血液凝固の欠如がみられた、また、ほとんどの臓器で出血が認められ、血清中に本物質が検出された(HSDB (2003))。GHS分類:区分2(血液)なお、EU分類ではT; R48(EC-JRC (ESIS) (Access on July. 2011))である。 抗凝血薬として使用されていた本物質の主な毒性は出血であり、特に、頭蓋内、心臓周囲、神経鞘などの圧搾、または内臓の大量出血により、重篤な事象として不可逆的障害を引き起こす(HSDB (2003))。本物質を含む干し草で飼育された子牛に出血素質が現れ、プロトロンビン時間および活性化部分トロンボプラスチン時間の延長が見られ、脱力、硬直歩行、頻脈、頻呼吸、血腫を示し、突然死亡した。剖検で血液凝固の欠如がみられた、また、ほとんどの臓器で出血が認められ、血清中に本物質が検出された(HSDB (2003))。以上の知見
吸引性呼吸器有害性
データなし。GHS分類:分類できない データなし。